こんにちは
企画開発部のハットリです

今日はバレンタインですが、まったく関係ない投稿
この時(下記)以来で、お酒の話です。



今ではハイボール派である私も
若い時はだいたいビールばっかり飲んでいたのですが、
最近注目したビールの銘柄に
アサヒ生ビール「マルエフ」というのがあります。

「日本の皆さん おつかれ生です♪」という
CMでおなじみのこれです。

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アサヒと言えば、
長年にわたり圧倒的に人気の生ビールが
「アサヒスーパードライ」です。

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ただ、酒税の改訂にともない
各社ビールの銘柄を増やしているというのが
最近の流れでして
そこで別途売り出されたのがこの「マルエフ」になります。

私がなぜこのビールに注目したのかと言えば、
昨年阪神タイガースが日本一になった際のビールかけパーティーの席で
中締めを務めた平田ヘッドコーチが、
「全国の野球ファンの皆さん おつかれ生です♪」
とやったのがきっかけでした。

この模様はテレビでライブ中継されており、
のちに平田ヘッドコーチは、
正式にアサヒビールからCMのオファーを受けることになったほどです。

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さて、阪神ファンにも認知されたこの「マルエフ」
とても売れているそうで、昨年の秋には一時スーパーでも売り切れていました。
私も飲んでみて、たしかに
CMのイメージに合ったまろやかで美味しいビール。
ついつい、今年の正月用に箱買いしてしまいました。

調べたところ
このビールは、新商品というよりは、リバイバル品ということでした。

1986年に発売されていた
「アサヒ生ビール」の開発記号が〇にFで「マルエフ」だったそうです。

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「コクがあるのにキレがある」だったかな。
その当時のキャッチフレーズは、なんとなく覚えています。
自分が大学1年生だったと思います。

ただし、当時はビールのシェアが今とは異なっていまして
とにかくビールと言えば「キリンビール」一択の時代でした。
当時の社会科の資料でも、キリンのシェアは70%位あったと思います。

自分のビールの好みも、ラガーであれ生であれキリンが圧倒的に美味しく、
アサヒ、サントリー、サッポロともに、その味については、
まるで薬を飲んでいるようだったと記憶しています。
(※あくまで個人の感想です。
なぜ大学1年でお酒の味を語れるのかについては、無視してください

ところが、私が20歳になった年、
1987年にビール業界の力関係がひっくり返りました。
アサヒの「スーパードライ」が発売されたからです。

自分の印象としては
「キリンほど苦くなく飲みやすい。それでいてキレがある。」でした。
その影響力は圧倒的で
その後、各社が倣って「ドライビール」という名前のビールを売り出し、
「ドライ戦争」などと言われたほどです。
そのあと「ドライ」では勝ち目がないと見たら
「ドラフトビール」なんてもの各社が出してきました。

結果として、今でも残っている「ドライビール」は
本家の「アサヒスーパードライ」のみとなっています。

さて「スーパードライ」発売の前年、
キリンにシェアを圧倒されていたアサヒビールは、
起死回生を狙って「マルエフ」を発売していたようですが、
その1986年の「アサヒ生ビール」については、私もほとんど記憶になく
翌1987年発売の「スーパードライ」が、まさに起死回生!
ビールの歴史に名を刻んでしまったので、
私にも世間にもハッキリと記憶に残りました。
その裏で1993年「マルエフ」はひっそりと販売を終了したそうです。

その「マルエフ」が近年復刻されて再注目されたことは、
阪神優勝の力もあって、やっと日の目を見たという印象ですね。

ただ私、先ほど書きました通り
「マルエフ」を箱買いして、ここのところずっと飲んでいたのですが、
結果、今では「スーパードライ」に回帰するという現象が起こっています。

「マルエフ」が「まろやか」なのはつまり「甘口」なんですね。
なので、こればかり飲んでいると
結局は、あの例のフレーズのビール
「辛口の生」
つまり「アサヒスーパードライ」が飲みたくなるというわけです。

「マルエフ」が「スーパードライ」に塗り替えられた歴史の意味がなんとなくわかりました。
「スーパードライ」はやっぱり凄かった!
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ではでは、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました。